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昔の家づくり

 昔の家はエアコンなんて無く
風通しの良い、隙間風の入るような家で生活していました。
 
現在のようにアトピー性皮膚炎や花粉症といった病気もありません。
それだけ健康的な生活だったんでしょうし、
それが当たり前だと誰もが思っていました。
(住居だけの問題ではなく、食生活も関係あり)
 
でも、今では隙間風の入るような家を建てるなんてことはあり得ません。
高気密・高断熱の家が主流です。
 
今は気密性や断熱性を高めるために
サッシ窓の仕様、断熱材の種類や性能も日に日に進化してきました。
 
昔の家は『荒壁』といって、竹を縦横格子状に結び付け、
土を塗り固めて作る、職人の手間と時間のかかる工法で
壁を作りました。
 
荒壁は極めて大きな調湿効果、断熱蓄熱性能、防火性能があったんです。
 
荒壁に用いる土や竹やワラは生産時のエネルギー消費も少なく、
また、廃棄時も土に帰るので環境に優しいのです。
 
エアコンは電気を使いますし、永久に壊れない訳ではありません。
それに対し、土壁の家は優れた特性を永久的にもたらしてくれるものです。
 
しかし近頃では、本当にまれにしか荒壁を塗った建物は見かけられなくなりました。
柱の間に最初の壁土を塗ることを「荒壁を付ける」と言いますが
木造住宅に関心のある方は、
「荒壁を付けると良いつてのはわかってけど、乾くのに時間がかかるし、手間もかかるからなぁ」
と、敬遠するようになってしまいました。
 
私の家を建てた時は何もこだわりもない中、荒壁を付けました。
叔父に強く勧められたからです。
 
それでも冬になると家の中が寒く感じられて
ファンヒーターをつけて暖めると窓ガラスは結露でびっしょり。
つまり、いくら荒壁を付けても
熱伝導率が高い単板のアルミサッシでは効果が半減してしまうという事を身をもって知りました。
 
断熱性能を高めるには壁材だけではいかんという事ですね。 
 
限られた予算の中で住み心地の優先順位はどこに置くか?
この地域の気候に合った家づくりはどういったものなのか?
自分の家づくりをしたことで、より良いアドバイスができるようになりました。

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